【TOP】YL⑨vs小笠 2-1◯ (8月26日)
vs小笠(馬郡G 11時30分kick off)
前半戦を2勝2分4敗の勝ち点8(10位/14チーム中)で終え、夏休みに入りました。
前半戦を振り返ると、開幕戦は非常に良いゲームでしたが、2、3節と低調なパフォーマンスが続きました。サッカーに向かう姿勢、サッカーの本質とリンクしている部分で大きな課題が見られ、基盤が揺らいでしまったのが大きな要因であると思われます。それでもそれぞれが自分自身ときちんと向かい合い、そういった根幹の部分がしっかりしてくると、徐々に復調していきました。
戦術的な課題としては、一番はゴール前の攻守です。つまり、決定率の低さと被決定率の高さです。データでいうと決定率が7/67(10%)被決定率が16/53(30%)といった具合になっています。目標値は決定率で30%以上、被決定率で10%以下でしたが、見事に逆になってしまっています。
決定機で相手を上回った試合が5/8試合、同数が1/8試合、下回った試合が2/8試合でした。前評判通りにいかず、番狂せが起こりやすいのもサッカーの魅力ですが、データのことだけでいうと5勝1分2敗(勝ち点16)あたりが妥当だったといえそうです。現状の勝ち点(8)からすると倍なので、ここが一番の課題と言えそうです。
ということで約2週間のオフを挟み、後半戦に向けて活動を再開しました。
長期オフ明けで酷暑だったため、活動時間も短く、内容もコンパクトにしてトレーニングを再開していきました。
後半戦の初戦は小笠。小笠とはインターハイの決勝T1回戦で対戦し、先制点を奪いながらも1−3で敗北しています。相手は、とにかくシンプルに、ゴールに向かって蹴って走ることを磨いているため、インターハイの時のように相手の土俵で戦ってしまうと分が悪いことはわかっていました。
小笠対策としては、試合の1週間前に、第2節で0−7と大敗した聖隷2さんとTRMをさせていただき、質や強度で大きく上回る相手との戦いの中で、イメージを掴めるようにしました。
いざ試合が始まると、拮抗した展開となり、互いにチャンスを作ります。しかし、最後の所の精度が低く、得点には至りません。前半はスコアレスドローとなりました。決定機の数も新居4回、小笠3回と拮抗していましたが、新居の決定機の大半がPA内、小笠のそれは大半がPA外でした。新居の方がよりゴールに近い位置でチャンスを作っていました。
後半に入ると試合が動きます。開始直後の42分にCKの流れから先制点をゲット。前半にもCKからのビックチャンスが2本あったので、匂いはしていました。そして71分には待望の追加点。シンプルにFWが裏へ抜け出し、GKとの1対1を制しました。
磐田西戦と同様に、終了間際にDFの寄せが甘くなり、失点してしまいましたが、何とか2−1で勝利することが出来ました。決定機の数でも新居11回、小笠6回と圧倒しましたが、決定率は新居18%、小笠17%とまだまだ課題があります。それでもインターハイの時よりは、幾分かボールを大切にしたサッカーが出来たことが勝利に繋がったと思われます。
まだまだ質という意味で向上の余地がたくさんあります。満足せず、レベルアップしていけたらと思います。
今回も暑い中、応援ありがとうございました。
次戦は9/2(土)第10節vs開誠館4です。応援よろしくお願いします。
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