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選手権1回戦vs袋井商業 2-1○  (9月17日)

vs袋井商業(新居高G 11時00分kick off ※観客制限なし)

選手権が開幕しました。昨年は4回戦まで進出し、あの舞台でしか味わうことのできない貴重な経験をすることができ、チームとしても大きく成長することができました。今年度もまた、素晴らしい経験ができるようにこの選手権に向けて準備してきました。

初戦の相手は袋井商業。8月27日(土)のリーグ戦で7-0(4-0、3-0)で勝利している相手ですが、不安要素はありました。夏休み明けからの公式戦3試合全てが、試合の早い段階でセーフティリード(3点差以上)になったことです。先週のリーグ戦(vs浜松学芸)でも、セーフティリードになるまでが、勝っているにもかかわらず、どこかバタバタして、焦ってプレーしているようでした。直近で接戦を経験しているチームの1点リードと経験をしていないチームの1点リードのニュアンスがこんなにも違うのかと思い知らされました。選手権の直前で肝を冷やした経験が出来なかったことが、最大の不安要素でした。また、袋井商業は、直近のリーグ戦2試合は1勝1分と立て直しており、中でも暫定首位だった聖隷3との試合では、先制し、後半開始早々に失点しながらも、最後まで粘りを見せて勝ち点1を手にしています。

上記のことを踏まえ、1週間準備しました。

•9月12日(月)「OFF」
•9月13日(火)「AR+ミーティング」
•9月14日(水)「オフ明けフィジカル」
•9月15日(木)「セットプレー+ゲーム」
•9月16日(金)「調整」

ホームでの試合(新居高G)でしたが、台風の影響で東から7〜8mの風が吹きました。(1年通して基本的には西風。新居で8mは凄まじい強風)コイントスの結果、風上を取りました。
相手は、プレスバックを徹底し、コンパクトな中で規律正しい守備をしてきました。こちらはそのような相手の狙いや初戦の緊張、風等でリズムを作れず、いつもなら決定機になるような場面でも、消極的で迷走気味なプレーをしてしまい、決定機は新居4回、袋井商業0回ととても固い前半となってしまいました。それでも前半25分に、中央での混戦から中央突破し、先制点を取ることに成功しました。
ハーフタイムはリーグ戦の初期に経験したように、勝っているのに重苦しい雰囲気で、皆が下を向いていました。散々積み重ねたものがあっても、それらを無効にしてしまうほどの選手権はやはり特別なものだと実感させられるのと同時に、こういう状況での選手の振る舞いを見て、自分自身への不甲斐なさを感じました。それでも、やることを整理して、後半へと送り出しました。
後半は、向かい風になったことで、前半には、そのままゴールキックになってしまっていたような相手の背後へのパスが風で押し返されて弱まったり、止まったりして有効となり、段々と相手のコンパクトさを壊すことができるようになりました。前半にはほとんどなかったサイド攻撃も機能し、立ち上がりから決定機を作ります。しかし、シュートフィニッシュと後方のリスクマネジメントがイマイチで、相手にも決定機を許す展開になってしまいました。50分にサイド攻撃から2点目を取りますが、まだ、試合が落ち着きませんでした。結局、75分に警戒していたセットプレーから失点し、残りの10分間は、あわやというシーンもあり、肝を冷やしました。結果2-1で勝利はしましたが、課題が浮き彫りになるゲームでした。
決定機は新居13回、袋井商業3回でした。

次戦の相手は湖南高校に決まりました。今回勝ちはしましたが、慢心せず、この勝ちから学んで、さらに支配的な試合ができるように突き詰めていきたいと思います。

次戦は選手権2回戦9月24日(土)浜松湖南戦です。勝利を目指します。応援よろしくお願いします。

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