インターハイ西部予選リーグ(4月10日)vs磐田西 1-1△ 振り返り
インターハイ西部予選組合せ
グループC
浜松城北工業、磐田西、新居、大平台
4月10日(日)vs磐田西 10時kick off 新居高校G
4月16日(土)vs城北 10時kick off 新居高校G
4月23日(土)vs大平台 10時kick off 新居高校G
※上位2チームが決勝トーナメントに進出
いよいよ待ちに待ったインターハイが始まりました。1月15日(土)に行った新人戦の県大会1回戦vs富士市立以来の公式戦です。新人戦が1月15、16日の1、2回戦を持って新型コロナウイルスの影響により打ち切りとなり、練習試合も行うことができなくなっていました。実質2ヶ月半ぶりの試合となりました。
vs磐田西(新居高校G 10時00分kick off ※観客制限なし)
対戦相手の磐田西は年々力をつけてきており、昨年の西部2部リーグでは無敗優勝で1部リーグへの昇格を勝ち取りました。また、直近の新人戦では2年連続の県大会出場(上位抜け+1回戦勝利)を達成するなど非常に勢いのあるチームです。
そのような磐田西とは過去にリーグ戦で対戦しています。一昨年に行われた西部2部リーグでは、昇降格がなく選手権直前ということもあってか、相手がメンバーを落とした中で試合が行われました。結果はこちらのハイプレスが相手のビルドアップをことごとく阻み、終始ペースを握った試合運びで勝利することが出来ました。(4-1○)
昨年も一昨年同様に西部2部リーグで対戦しました。前回とは打って変わって、今度はこちらが怪我人、資格取得などでレギュラーの約半数を欠いた中で試合が行われました。結果は0-5の惨敗。こちらのハイプレスをことごとくかいくぐられ、決定機をこれまでかというほど作られてしまいました。
今回はそのような磐田西とインターハイの初戦で戦うということで、必ず勝ち点を取る(勝利or引き分け)ための戦略を考え、1週間準備をしました。
昨年のリーグ戦の対戦映像をもとに(現在の磐田西のメンバーがその時とほぼ変わらないため)分析を行いました。
前回対戦時のスタッツ(決定機の数)は新居が4回(得点0)、磐田西が13回(得点5)というデータでした。中身を細かく見ていくと、互いに作った決定機の大半が自陣でボールを奪ったところからのカウンターでした。つまり攻撃目線で考えると、敵陣に攻め込んでいるとき(自陣には広大なスペース)のリスクマネジメントがきちんと行われなかったことが大量失点に繋がった要因でした。また、お互いに前方の選手には自信があるのが特徴なので、後方のミスマッチな噛み合わせに対してどう手を打つかが勝負どころになるであろうと考えていました。
1週間の準備は、以下の通りです。
•4月6日(水)「オフ明けフィジカルトレーニング」
•4月7日(木)「映像+守備戦術+セットプレー」
•4月8日(金)「チーム戦術」
•4月9日(土)「調整+セットプレー」
準備の段階では、後方のミスマッチ対策のためにシステムを4-1-4-1にし、1stDFの位置をハーフラインに設けて、時間、スペースを奪う守備戦術の練習を行いました。しかし、選手権の浜名戦以来の戦術でメンバーも変わっているということもあって、とても不安定で、迷いが多く見られるなど仕上がりがイマイチでした。(ハイプレスが持ち味なのでしょうがないところもあります)そこで2CBのヘルプにMFが行けるように配置のポイントだけを徹底し、試合の入りは持ち味のハイプレスでリズムを作りながら、相手、試合展開をみて、対応していくことにしました。
いざ試合が始まると、相手はこちらのハイプレスをかわすためにロングボールを多用してきました。しかし、相手FWに速い、強い、上手いの3拍子が揃っていることは事前にわかっていたので、選手の人数と距離で、うまく制圧することに成功しました。その後もこちらのハイプレスを相手が嫌がっているのがわかったので、ハイプレスを継続しました。ビルドアップを阻む組織的なハイプレスとセカンドボールの回収で主導権を握ることができました。前半20分に先制点、直後の25分にゴール前のFKを直接沈められて失点。相手よりも決定機を多く作りましたが(新居9回、磐田西4回)、得点することはできず1-1の痛み分けとなりました。
次戦は県大会をかけて4月16日(土)城北と戦います。勝利を目指します。応援よろしくお願いします。
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